日刊工業新聞社は食に関する最新情報を発信する総合展「西日本食品産業創造展」を毎年、福岡市で開催しています。「食の未来を考える」をテーマに掲げる本展示会は、2018年の開催が前身の厨房機器展から数えて28回目の開催となります。
温暖な気候と豊かな自然環境に恵まれた九州地域は、国内でも有数の食品供給基地として我が国を長く支えてきました。また近年では、アジアに近いという地理的な優位性から、成長著しいアジア地域へのゲートウェーとしての役割にも期待が寄せられています。
今回の「西日本食品産業創造展」では、従来の展示に加え、将来の機械化や自動化・省力化が進む食品製造の現場の最新情報を一堂に展示します。各分野の最新情報や技術を一堂に集め、展示するとともに、食品衛生や人材育成に関するセミナーなども開催することで、来場者へ食品業界の振興につながる情報を提案してまいります。
主催者といたしましては、この展示会が食にかかわる多くの方々に有益な情報を提供し、さらに食の未来を考えるきっかけになるものと考えております。来場者、出展者双方にとって、本展示会が有意義な場となりますよう、主催者として全力を尽くす所存です。たくさんの方々のご来場をお待ちしております。