お弁当から給食まで手がける
はたなか・畑中敬史氏インタビュー
もの探訪#4
「手作りにこだわる
ハートフルなお弁当」
株式会社はたなかは、おいしくて栄養価が高い弁当を提供しています。福岡市南区にある本社・工場などでは弁当から学校給食まで毎日約2万食(グループ全体)を調理し、地域に届けています。冷凍食品などの加工品ばかりでは、栄養素が偏りがちになります。手作りにこだわり手間ひまを惜しまないハートフルな弁当が、大好評です。
同社は一般社団法人日本惣菜協会九州支部の会員として活動しています。この5月に開催される産業総合展「西日本食品産業創造展21」(以下:食品展)にも、同協会イベントコーナーで参加します。代表取締役の畑中敬史氏に、会員企業としての取り組みと、イベントコーナーの見どころをお聞きしました。
(聞き手・西日本食品産業創造展展示会事務局)
見て楽しい、
食べておいしい彩の献立
-彩り豊かな弁当を提供されています。
毎日つくる弁当は飽きがこないように、専属の管理栄養士が違う献立を考えています。食の大切さや健康を考えて栄養バランスのとれたメニューをプランディングしています。素材の味を引き出し、彩を添えるソースづくりも大切にしています。普段つかう食材だからこそ工夫と手間ひまをかけ、栄養価の高い弁当づくりに取り組んでいます。
-見て楽しい、食べておいしいわくわく感がつまった弁当もありますね。
博多どんたくにちなんだ「どんたく弁当」は、福岡の名産(特産)をふんだんに詰め込みました。このほか博多祇園山笠にちなんだ『山笠弁当』、バレンタイン、クリスマスなど日本の年中行事や文化を題材にした弁当も手掛けています。目でみて喜んでいただけるような工夫をいつも心掛けています。
衛生面は安全第一、
イベントは見どころ満載
-コロナ禍の献立づくりは大変だったと思います。
コロナ禍に関わらず、普段の衛生・品質管理を怠ることはできません。最優先は「安全」です。一方で企業のテレワークや学校の休校中などは、弁当や給食の発注数にも波がありました。食材ロスがおきないようにグループ内で食材を融通し合うことで、乗り切ることができました。現在3つのプロジェクトに取り組んでいます。これから芽が出るのが楽しみです。
-日本惣菜協会九州支部イベントコーナーの見どころを教えてください。
同協会九州支部18社による自慢の商品の提案と支部会員3社から各社2種類(合計6種類)の自慢の弁当を販売します。当社はボリューム満点の「まんてん弁当」とチキンとえびフライ野菜フライの温かいカレーを提供します。おいしさ満点、食べて満足の弁当をぜひご賞味ください。また七夕にちなんだ展示会企画「サマーバレンタインコーナー」では香蘭女子短期大学と当社の連携「はたらんプロジェクト」メンバーで開発した「サマーバレンタイン弁当」を7品を展示提案します。ご期待下さい。
―本日はありがとうございました。
※当日はマスクを使用してインタビューを行いました。写真撮影時のみ外しています
はたなかでは、日替わり日記として「はたぬきくん」がお弁当を紹介してたりもします。
企業情報
株式会社はたなか
代表取締役畑中敬史
福岡市南区横手1丁目12‐50
TEL092-571-8825
FAX092-581-3288