中村調理製菓専門学校

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「マジパン」は粉末に挽いたアーモンドと砂糖や卵白などを混ぜてペースト状に固めた細工菓子です。例えばクリスマスシーズンなどにケーキの上に飾る人形の素材として使用されることもあります。西日本食品産業創造展のイベントブースでは、中村調理製菓専門学校の学生がマジパン製作に取り組まれています。

 

今回マジパン製作に取り組んでいるのは主に製菓・製パン系学科の新入生のみなさん。日刊工業新聞社のマスコット「ものたん」をテーマに、自由に製作してもらいました。開催前の舞台裏を谷川竜一郎先生に取材するとともに、製作過程のこだわりや難しい点などについて学生にもコメントをいただきました。

(取材・西日本食品産業創造展事務局)

 

 

 ―谷川先生、製作にあたりどのように指導されていますか。
製作は授業終了後の放課後に、活動希望者を募って行っています。授業同様に衛生面に配慮し、楽しく活動してほしいです。またマジパン製作は卒業課題でもあります。製作している学生には、4月・5月の早い段階から経験しておくことで今後にいかしてもらいたいですね。

 

 ―マジパン作りのコツはなんでしょうか。
マジパンが固まってしまう前に、アーモンドの油を利用してしっかりと揉みこむことですね。揉みこむことで、生地に艶がでて味わいがでてきます。

 

 ―製作を通して、学生のみなさんに期待することは。
製作の過程では細かく丁寧な作業を行います。学生によっては得意・不得意がわかれるところもありますが、日々の学業やお菓子作りにも培った経験はいきてきます。興味・関心・意欲を持って学び、規則正しい学校生活をおくる糧として、頑張ってほしいと思います。

 

 

◆製作を担当するチームS1、チームT1、チームU1の学生にコメントをいただきました。

 

チームS1(青田・安藤・阿部・安部・梅木)
「ものたんの1日、をテーマに一つひとつポーズや表情にこだわり製作しています。小物や飾り、ものたんの足のサイズ感など難しいところもありますが、チームでいいものを作りたいと思います。」

 

 

チームT1(大河内・川口・大嶋・大隈)
「家族をテーマに製作しています。チーム内では、それぞれ土台や小物、花や文字などパーツごとに分担して作業を行い、工夫を凝らしてよりよい作品を作りたいと思います。」

 

 

チームU1(江口・中山・岡井・橋岡・烏山・松村・津田)
「文房具とものたん、をテーマに製作しています。マジパン製作が初めてなので慣れないながらも、新鮮な気持ちで取り組んでいます。ものたんは表情が難しく、特に目の形がポイントになると感じています。チームで相談しつつ、いいものを作りたいです。」

 

 

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